第二祖・日興上人が矛盾を恐れず叫びきったこと

日興遺誡置文、ご存じでしょうか。

そこにこうある。

一、時の貫首爲りと雖も佛法に相違して己義を構へば之を用ふべからざる事。

一、衆議爲りと雖も、佛法に相違有らば貫首之を摧くべき事。

このふたつ、一見、矛盾した内容にも思える。

けどこの微妙な緊張関係、バランス感覚こそが日蓮仏法を過たずに後世まで伝えられると日興上人が考えた最重要事項であり。

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