創価学会は、公明党は素晴らしい!だから公明党を支援しなさいと言う。
公明党を支援することは仏道修行だから功徳は絶大だと。
でもそれって、当たり前のことだけど、本当に公明党が素晴らしければ、っていうのが大前提だよね。宗教と違って、政治って形而下の話だから、やってることが素晴らしいかどうかは、まともな理解力、判断力があれば、誰にでも確認できる。
あたしは自民党と連立してからの公明党は、どんどんダメになっていると感じている。それを確認するために、2020年ごろ、千葉の創価学会の大幹部と話をしてみた。
いま、第5千葉総県の副総合長をやってる男(S木Y一)は、アベが黒川を無理やり残すために画策した検察庁法の改悪を「おれはいいと思うけどな」と言い放った。ああ、こいつは何もわかってないんだなとすぐにわかった。
かつて船橋総県、第5千葉総県の総県長をやり、いまは総千葉長に出世した男(I川某)は、僕が「最近の公明党おかしくないですか?」と尋ねたら、半笑いで「オレが決めてるわけじゃねーし」とうそぶいた。こいつに聞いたのが間違いだった、と絶句した。
かつて総千葉長を長くやり、いまは総千葉総合長、関東書記長をやってる男(T木Y介)は、僕が「公明党は、なんで自民党との連立を解消しないんですか」と尋ねたところ「大所高所からだな… ゴニョゴニョ… そんなこと言ってたら座談会に行ってやらないぞ」と訳のわからないことを言いながら逃げるように去っていった。
こんな連中が、創価学会員に公明党の支援を促しているのか、と絶望的な気持ちになった。
創価学会の公式見解?としては、最高の仏法を体する創価学会員が政治の世界に進出すれば正しい政治が行える!という。
だったら、学会員たちが作ってる総合月刊誌『潮』は最高の月刊誌で、売れ行きも最高であるはずではないのか。でも実際は学会員の組織ぐるみの定期購読でなんとか生き長らえてる。
民主音楽協会の活動は素晴らしいと思うが、学会員ならば民音主催のコンサート以外は行ってはならない、となったらどうだ。あたしは興味ないけど、夏フェスとか好きな若者は困るよな。笑
無理があるんだよ、創価学会員に公明党支援を強要するのは。公明党が本当に素晴らしいのであれば、創価学会の組織ぐるみでの支援を終了し、公明党支援の会合も完璧に基幹活動から切り離し、小学校の放課後の学童保育とか、幼稚園のサッカー教室みたいなoption扱いにすべきなんだよ。
なぜいつまでも創価学会が公明支援をやめないか。話は簡単で、創価学会の現ハラダ執行部が、公明党を国家権力との取引材料に使ってるからだよ。国家権力に対しては、あるていどの妥協は必要かもしれない。けど、池田先生の時代のギリギリの権力との緊張関係は、もはや感じられない。
佐渡から戻られた日蓮大聖人が、「鎌倉にデカい寺を作ってくれ、オレそこに住むから」って言ったか。
権力との闘争は、宗教の、いや法華経の永遠のテーマなんだよ。なぜか。第六天の魔王、他化自在天は宇宙に遍満してて、もちろん自分の生命の中にもあって、そことのバランス、あるいは闘争が、生きるってことだからだよ。世界に目を向けてみろ。他化自在天の権化があちこちで暴れまわってるじゃねーか。クソみたいな権力のイヌの公明党の支援をチマチマやってるのが偉大なる創価学会の本当の使命であるはずないじゃねーか。