このGW、5/4、5と東京の水道橋駅の近くにある柔道の聖地で、少年柔道の撮影を行ってきた。
撮影は練馬のスポーツ系の写真屋さんのほぼ独占で、初日5/4のカメラマンは元社員の先輩と僕のふたり。元社員の先輩、とは書いたけど、年齢は確認してない。もしかしたら同世代か、僕よりもいくつか下かもしれない。
そのカメラマンさんは、その写真屋さんのカメラマン仲間のなかでも、いろいろ言われてる人で。まあ穏便な表現で済ますとすると、クセが強いというか。撮影、一緒の現場に入りたくない、というカメラマンさんもいるとか。
そんなこともあって、撮影前は戦々恐々としてた。ま、与えられた立場で、頑張るしかないんだけどね。
本格的な試合の撮影は二日目の5/5であり、初日の5/4はおもにチームごとの集合写真と、あとは「錬成会」というプロの柔道家を招いて行う気合いの入った練習風景の撮るというミッション。錬成会は午後2時からだったので、集合写真はその前後に撮影を行うということのようで。
写真屋さんからの指示に従い、11時に現場入りしたんだけど、早すぎて、やることがない。笑
一応、もうひとりのカメラマンがその写真屋さんでは「先輩」なので、当然、そのカメラマンに現場での「仕切り」をお願いするというか、自然にそういう役割分担になっており。ただ、見てたところ、そのカメラマンは、あんまり仕切りが得意ではないようで。
参加するチームは各都道府県の代表1チームずつ、開催地の東京は2つ。計48チーム。写真屋さんからは、毎年、全チームの集合写真を撮れてるので、よろしく、と言われており。要するに、ひとつも撮り漏れをするなよ、という厳命なのであり。笑
試合会場は7階の大道場、なんだけど、その会場はビルになっていて、小学生の選手たちの待機場所は5階と6階であるらしく。なので、やや見通しが悪い。14時から16時の錬成会の前後で計48チーム、つまりふたりで割ると、ひとりあたり24チームの集合写真を撮ればいいわけで、そこまでバタバタする感じはしない。
けどその先輩カメラマン、どうもやたらテンパってる感じで。さっきも書いたように選手たちの待機場所が別の階であることもあって、何時から集合写真が撮れるか、どうか、早いうちから右往左往しているように、僕の目には映り。早めに練習を開始するんじゃないかという目論見もありつつ。
なので僕は早めに到着したチームの大人たちが8階の観客席にいるのを見つけ、話を聞いてみることにした。そしたらいくつかのチームの大人たちが、錬成会が14時なので、子どもたちが着替えて7階の大道場に行くのは13時半くらい。錬成会の前に練習したりということはない、と。
どこまでもカメラマンたる我々はお邪魔虫で、被写体たる方々の都合にどこまでも合わせないといけないのが基本中の基本なので、では13時半から14時の錬成会開始までの30分で、撮れるだけの集合写真を撮らせていただく、その時間で撮れなかったチームに関しては、錬成会のあと、16時からの「計量」の時間の前後に撮らせていただく、という方針を固め。それを先輩カメラマンに伝えると、だいぶ落ち着いたようで。
昔からあたしは、そういう段取りをつけたりっていうことが苦手ではなく、全体を見渡して、だいたいこんな感じかな、という全体感をつかむのが得意だったので、先輩カメラマンとか、あるいは会社の上司とかがちょっとしたことで右往左往してるのを見ると、こんなこともわからないのか、バカめ、というオーラを知らず知らずのうちに発してることがよくあったようで、それでずいぶん周りを敵に回してきたという反省がある。いま57なので、われながら大器晩成だなあとしみじみとジワるわけだが。笑
けど、ようやく57になって、なんとか「先輩を立てる」ということを少しずつ学んで、ようやく身についてきた気がするので、よかったなあと。長生きしそうだなと。笑
もうひとつ、別の話もあって。
あるオークションサイトに、はるか昔に購入して死蔵していた、あるアイドル?の写真集を出品したら、購入者が現れ、商品を発送したら、その数日後になって、「この商品は規則違反なのでオークションを取り消します」みたいな通達が届き。
は? けど支払いも済んだというので、商品を発送しちゃいましたよ、とカスタマーセンターにメッセージを送った。
そしたら、AIが作成したのか、限りなくAIに近いテクノクラート、ボンクラ社員あるいは同アルバイトが生成したと思われる、四角四面の返信が届いた。
全文載せてもいいんだけど、要約すると、うちとしてはオークションは取り消したので、あとは知らん、と。笑
いや、まぢですよ。そう書いてありました。全文転載しましょか?笑
そのメッセージが届いたのが5/4の午前。読んだ直後はアタマが沸騰して、そっこー、怒りのメッセージを送りつけてやろうかと思ったんだけど、返信のやり方がスマホからだとよくわからなかったこともあり、少し冷静になってから返信しようとアンガーマネージメントしてみた。
当初は、意味がわからん。お前らオークションサイトを運営していながら客を客とも思わない、その木で鼻をくくったような官僚的な対応は一体何だ!と怒りを爆発させたメッセージを送りつけてやろうかとも思ったんだけど、たぶんこのメッセージを送ってきたのは20代か30代前半の若者の、それほど仕事もよくわかっていない、自分のやってることの意味もわかっていない、オークションサイトを運営する大企業で仕事ができてるということだけが唯一の自慢のアタヨワなんだろうなあ、と思って、彼もしくは彼女の目線におりて、噛んで含めるように、あなたのやるべきことは、こういうことなんじゃないですか、という内容の返信を、書くことにした。
オークションサイトのクソな対応をSNSやWebで告発することなんか、いまや簡単だからね。
だけどあたしが望むのは、自分の溜飲を下げることでも、某アイドルの写真集を取り返すこと(笑)でも、たかが数千円の売上金を回収することでもない。少しでも彼もしくは彼女、あるいはそのオークションサイトを運営する大企業に、人の気持ちを取り戻してほしいなと思うだけであり。
とりあえず必要最低限な内容は書けたと思うので、upしますね。ヴァージョン0.7くらいかなあ。
なんか変なところがあったら、なんなりとご指摘くださいね。はーと。
写真は会場近くの東京ドームシティの端のベンチから撮った交差点。
東京ドームシティ北東端の感動的なトイレについては、別ブログで書きました(※螢雑草※ ←こちらですよ)。笑
